【ネタバレ】アニメ 鬼滅の刃 刀鍛冶の里編 第十一話「繋いだ絆 彼は誰時 朝ぼらけ」のネタバレ、感想

TVアニメ鬼滅の刃刀鍛冶の里編のネタバレ、感想です。詳しい内容は、TV放送だけでなくABEMA等のネット配信でも視聴出来ます。

第十一話は、最終回で放送枠を70分に拡大しての特別放送になっています。

前回、第十話の記事はこちらです。

【ネタバレ】アニメ鬼滅の刃刀鍛冶の里編第十話「恋柱・甘露寺蜜璃」のネタバレ、感想

第十一話「繋いだ絆　彼は誰時　朝ぼらけ」

禰豆子の攻撃もかわし、延々と逃げ続ける半天狗の本体の鬼に炭治郎はなかなか追いつけます。左足を痛めて踏ん張りがきかず速度を出せない炭治郎は、雷の呼吸って一番足に意識を集中させるんだよな、という善逸の言葉を思い出します。炭治郎は善逸の言葉通り、力を足だけに溜めて一息に爆発させて空気を切り裂く雷鳴のような速度を出し、本体の鬼に追いつき頚に斬りかかります。

すると突然、本体の鬼は巨大化し炭治郎に頚を斬られないように抵抗します。しかし、玄弥・禰豆子の協力もあり、炭治郎は巨大化した鬼の頚にさらに斬りつけます。巨大化した鬼は炭治郎、禰豆子と一緒に崖の下に落下しますが、巨大化した鬼は人間の血肉を補給するために近くにいる刀鍛冶を喰おうとします。

鋼鐵塚が研いでいた刀

炭治郎は巨大化した鬼を追いかけようとしますが、その時崖の上から時透が刀を炭治郎に向かって投げます。この刀は鋼鐵塚が研いでいたもので、まだ第一段階までしか研いでないので鋼鐵塚は返すように言いますが、時透は無視して炭治郎にその刀を使うように叫びます。

炭治郎は時透から受け取った刀を握ると、再び足だけに力を溜めて地面を全集中で蹴り巨大化した鬼に追いつくと、円舞一閃で鬼の頚を斬り落とします。

夜が明け始める

炭治郎は夜が明ける前に禰豆子を日陰になる所に逃がそうとしますが、声が出ず禰豆子を逃げすことが出来ません。さらに、本体の鬼は死んでおらず刀鍛冶を喰おうと襲い続けていました。炭治郎は鬼の舌の文字が“恨み”となっていて、本体の鬼の文字“怯え”と違うことに気付きます。炭治郎は本体の鬼を探そうとしますが、夜が明け初めて陽に当たった禰豆子が焼かれ始めます。

決断できない炭治郎

炭治郎は本体の鬼を止めるか、禰豆子を助けるか決断できずにいましたが、禰豆子は炭治郎を蹴り上げて本体の鬼の方へと行かせます。禰豆子の笑顔を見た炭治郎は、本体の鬼に止めを刺す決心をし、本体の鬼を探します。

本体の鬼は巨大化した鬼の体内にいる事に気付き、炭治郎は巨大化した鬼の体を切り裂いた後、本体の鬼の頚を斬ります。半天狗は人間だった頃の記憶が走馬灯のように蘇りながら、塵となって消えていきました。

半天狗に勝った炭治郎ですが、禰豆子は日の光に焼かれて骨も残っていないと覚悟していて、炭治郎は涙が止まりませんでした。しかし、刀鍛冶が指さす方を見ると、太陽に焼かれることなく立っている禰豆子がいました。

太陽を克服した禰豆子

禰豆子は太陽を克服し、さらに簡単な言葉も話せるようになりますが目や牙はそのままで人間に戻ったわけではなく鬼のままでした。炭治郎は禰豆子が死んでいないことに安堵し、禰豆子に抱きつきますがその後限界がきて倒れてしまいます。

一方、憎珀天と戦っていた甘露寺は限界を迎えていましたが、半天狗の本体が消滅した事で憎珀天も消滅し、甘露寺も何とか生き残ります。

一方、子供の姿に擬態していた無惨は太陽を克服する者が現れた事に狂喜し、禰豆子を喰って取り込んで自分も太陽を克服しようとします。

青い彼岸花と太陽を克服できる体質の者

鬼舞辻無惨は平安時代、病を治すために医者の作った薬を飲み、鬼になりました。その結果、日の光の下を歩けなくなり何とかしようとしましたが、薬を作った医者は既に無惨が殺していました。無惨が完全な不死身となる為には“青い彼岸花”という薬が必要でしたが、その薬の作り方は殺した医者しか知りませんでした。無惨は青い彼岸花と太陽を克服できる体質の者を探すことの二つを、最優先としてきました。無惨は禰豆子を手に入れ、完全なる存在になろうと強く決意します。

炭治郎達は皆と再会し、無事生き残った事を喜び合います。

炭治郎は刀鍛冶の里を去る前に、里長の鉄珍に挨拶します。研磨途中の刀を勝手に使われたと怒っていた鋼鐵塚ですが、最後は炭治郎の刀を打ち直す約束して、蝶屋敷で待っているように炭治郎に言います。

刀鍛冶の里を去る炭治郎は最後に隠に目隠しを取ってもらうと、里の皆が炭治郎に手を振っていました。炭治郎は里の皆に見送られながら、刀鍛冶の里を後にします。

まとめ

第十一話の内容は原作だと、15巻125話「迫る夜明け」から15巻127話「勝利の鳴動」までになります。

【ネタバレ】鬼滅の刃 15巻彼は誰時・朝ぼらけのネタバレ、感想

ついに上弦の肆・半天狗を炭治郎が倒しました。分裂したり、吸収して新たな鬼になったりとかなりの強敵でしたが、甘露寺をはじめ多くの剣士と協力して最後は野ネズミ程度の大きさの本体の頚を斬り落としました。

さらに、日の光に焼かれて消滅したと思われた禰豆子が太陽を克服し、簡単な言葉を話せるようになりました。禰豆子が助かり、太陽の下でも動けるようになったのは嬉しい事ですが、無惨は禰豆子を狙って戦いを仕掛けてくると思われます。大きな戦いが予想されるので、鬼殺隊も剣士をそれぞれ強化する必要がある、という事で「柱稽古編」へと続きます。