【ネタバレ】アニメ 葬送のフリーレン 第16話「長寿友達」のネタバレ、感想
TVアニメ 葬送のフリーレンのネタバレ、感想です。詳しい内容は、TV放送だけでなくABEMA等のネット配信でも視聴出来ます。第2回以降は、毎週金曜よる11時「FRIDAY ANIME NIGHT (フラアニ) 」にて放送されます。
前回、第15話の記事はこちらです。
【ネタバレ】アニメ 葬送のフリーレン 第15話「厄介事の匂い」のネタバレ、感想
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第16話 長寿友達
クラー地方に寄り道をしたフリーレン一行、目的はフリーレンの長寿友達、ドワーフのフォル爺に会ってゆっくり話をする為でした。フォル爺と再会したフリーレンですが、フォル爺はよぼよぼのお爺さんで、話しかけても相手がフリーレンと分かっていません。しかし、それはボケた振りで油断したシュタルクは剣で足を払われ、シュタルクは倒されてしまいます。
シュタルクはフォル爺に稽古をつけてもらう事になり、フリーレン一行はこの村で宿を取り、村人からの依頼をこなしていきます。フリーレンはフォル爺と楽しそうに会話していますが、村人にとってはフォル爺はもうろくした爺さんで、普段は会話もままならないと言います。フォル爺は昔からこの村を魔物や魔族から守っているそうですが、村人もその理由は知らないそうで、村にとっては守り神みたいなものだそうです。そして、村での一週間はあっという間に過ぎていきます。
フォル爺が村を守る理由
フォル爺とフリーレンは昔の事を話しながら、ヒンメル達と魔王を倒す旅をしていた頃、フォル爺と会った時の事を思い出します。ヒンメルはフォル爺にこの村を守っている理由を尋ねますが、フォル爺はどうでもいいだろうとあいまいに答えます。ヒンメルが、人はどうでもいいことに命は懸けない、と言うと、儂は妻の愛した村を守っているだけだ、とフォル爺は理由を少し話します。フォル爺の奥さんは人間だったようで、ずっと昔に奥さんと村を守る約束を交わしたそうです。しかし、フォル爺は詳しく話すつもりは無いと言い、どうせ妻の顔も声も眼差しも伝わらない、これは儂だけの思い出だ、と言います。
ヒンメルがその女性はフォル爺が約束を守ってくれている事をうれしく思っているはずと言うと、お前はいい勇者だ、きっと魔王を打ち倒すだろうと言い、ヒンメルという偉大な勇者の記憶を未来へ連れて行ってやろう、とヒンメルに話します。しかし、僕のパーティーにはアイゼンやフリーレンがいるからと、ヒンメルはフォル爺の話を断ります。アイゼンがエルフほど長生きしない、と言うと、ならフリーレンがその役目だな、とヒンメルはフリーレンに記憶を未来に連れて行く役目を任せます。
回想が終わり、フォル爺はヒンメルの顔や声を覚えているか?と、フリーレンに聞くと、馬鹿にしないで、全部覚えているとフリーレンは答えます。フォル爺は、儂はもう妻の顔も声も眼差しも思い出せない、と言いますが、フリーレンはフォル爺に、冗談が上手いね、と答えます。
次の日、フリーレン一行は村を出て旅を続けようとしますが、フォル爺は妻の夢を見た、とフリーレンに言います。フリーレンと昔話をしたお陰かもしれんな、とフォル爺はフリーレンに告げると、フリーレンは笑って返事をし、村を旅立ちます。
戦士ゴリラと僧侶アゴヒゲ
ザインはローア街道で人探しをしていました。10年前に旅に出た親友の目撃情報を聞いていて、親友を見つけるのがザインの旅の目的でもあります。これまでも北側諸国の主要な街道で目撃情報があったようで、このまま北上して問題ない、とザインは言います。親友は名前が特徴的でインパクトが強いから、10年前の事でも目撃情報が残っていたようですが、親友の名前は戦士ゴリラと言うそうです。本名は知らないそうで、親友は村の皆にそう呼ばせていたそうです。ちなみにザインは僧侶アゴヒゲだそうです。顎鬚生える前からそう呼ばれていたの?と、フリーレンはザインに聞いて、どうでもいいことを気にします。
大峡谷を越えて一週間も歩けば、魔法都市オイサーストに到着という所までたどり着き、ザインは一度集落に寄りたいと言います。立ち寄った集落で戦士ゴリラの事を聞くと、ゴリラは頑固婆さんと仲が良かったとの情報を入手します。その頑固婆さんに話を聞きに行くと、依頼をいくつかこなしてもおうと言われ、フリーレン一行は依頼をいくつもこなすことになります。
忘れられた英雄
いくつも依頼をこなし、頑固婆さんから最後の依頼として峡谷にある英雄の像を磨くように言われます。名前も分からない忘れられた英雄の像のようで、その場所まで頑固婆さんに案内してもらいますが、途中でザインは、あんた僧侶アゴヒゲだろう、と頑固婆さんに言われます。なぜその呼び名を知っているかザインは聞きますが、答えを聞く前に先に英雄の像に着いてしまいます。
英雄の像のうち、戦士の方の像は第11話で出会ったエルフのクラフトでした。クラフトがどんな形で世界を救ったのかは不明ですが、大昔は英雄と呼ばれていたようです。英雄の像を見たザインは、ハイターと一緒にこれと同じ英雄の像を見た時の事を思い出します。この英雄の像を見た時に、親友は戦士ゴリラと名乗ると言い出し、ザインはハイターから僧侶アゴヒゲと名付けられました。
英雄の銅像をきれいに磨いたザインは、頑固婆さんからゴリラの事を教えてもらいます。ゴリラの行き先は北側諸国中部の交易都市、テューアと分かりましたが、フリーレン達が行くオイサーストとは反対方向の方角になってしまいます。行き先が別々となってしまい、どうしたもんかね、とザインは考えます。
まとめ
第16話の内容は原作だと、4巻33話「フォル爺」から4巻34話「英雄の像」までになります。
第16話では、フリーレンの長寿仲間フォル爺に関するエピソードと、忘れられた英雄の像に関するエピソードが描かれていました。
フォル爺はドワーフですが、ドワーフの寿命は300年ぐらいらしいので、400年近く生きているフォル爺はかなりのおじいちゃんになります。年を取ったせいで愛していた妻の顔や声を忘れてしまっていましたが、フリーレンとの会話のお蔭なのか、フォル爺は妻の夢を見れたようで良かったです。
ザインの親友の呼び名が戦士ゴリラと言うのは、かなりインパクトがある名前ですが、その親友の戦士ゴリラは魔法都市オイサーストとは別方向のテューアに行ったと分かりました。フリーレン達は一級魔法使い試験を受けるためにオイサーストに向かわないといけないので、行き先が別々になってしまいます。ザインも、どうしたもんかね、と悩んでいて、このままフリーレン達と別れるのは思う所があるのでしょう。ザインはゴリラを追いかける決断を下せるでしょうか?
第17話「じゃあ元気で」
第17話「じゃあ元気で」の記事です。
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