【ネタバレ】葬送のフリーレン 第110話「勇者一行」のネタバレ、感想

週刊少年サンデーに掲載されている葬送のフリーレン第110話のネタバレ、感想です。

前回、109話の記事はこちらです。残影のツォルトはフリーレンの命を助ける代わりに武器を捨てるように、ヒンメルに迫ります。

帰還方法、見つからず…

未来から来たことを勇者一行に説明

残影のツォルトを倒したフリーレンは、その後ヒンメル達と合流します。ヒンメルから、説明してもらおうか、と言われ、隠しきれないと思ったフリーレンは80年以上先の未来から来たことを正直に打ち明けます。

フリーレンから打ち明けられ、ヒンメル達はもっと驚くかと思いましたが、ヒンメル達はフリーレンの言う事をあっさり信じます。フリーレンの未来の魔法がそれだけ凄まじかったようで、信じるしかないようです。翌日、勇者一行は旅をつづけながら、80年以上先の未来の話をしますが、ヒンメルやハイターは想像もつかないとつぶやきます。

魔王討伐に成功したか、気にするハイター

ハイターは、未来で自分達が魔王を討伐することに成功したかを気にします。ヒンメルは、そんなことはどうでもいいだろう、と言いますが、どうでもよくはありません、とハイターはヒンメルに答えます。

魔王は魔族が人類の歴史上に表れて千年以上に渡り魔族の頂点に君臨していて、数々の英雄達が魔王に挑み続けましたが、魔王を打倒した者は未だかつていませんでした。

ハイターは、80年後の未来も人類と魔王軍の戦いは続いているのでしょう、と言い、再びフリーレンに、私たちは爪痕を残せましたか？と、質問します。しかしヒンメルは、それを聞いて何になるんだ、とハイターに言います。

魔王を倒せないのなら挑むのをやめるのか？違うだろう、とヒンメルはハイターに言うと、どのような結果になろうと僕達は戦うんだ、とヒンメルは言います。僕達は勇者一行なんだから、とヒンメルが笑顔で言うと、ハイターも納得して未来がどうなっているか聞くのを止めます。

話はフリーレンが元の時代へと戻る方法になりますが、フリーレンは帰還方法について、さっぱりわからない状況だという事をヒンメル達に話します。女神の石碑にもう一度触れても反応すらせず、そもそも術式構造すら認識できない事をフリーレンが言うと、女神様の魔法は未知の部分が多い、とハイターが答えます。結局、帰還方法を探すために、近くの町へ移動し、魔法使いギルドや教会で聞き込みをする事にします。

町に聞き込みへ

しかし、魔法使いギルドや教会で聞き込みをしても手がかりすら無く、さらにハイターは町中で酒を勝手に飲みだします。宿に帰った勇者一行は、帰還方法の調査は長引きそうだという話になり、みんな疲れている様子でフリーレンは迷惑をかけて申し訳ないと感じます。

ごめん、面倒ごとに巻き込んでしまって、とフリーレンはみんなに謝りますが、ヒンメルは、困難は大きいほうがいい、と言うと、ワクワクするね、と笑顔で答えます。

ヒンメルは寄り道大好き

ハイターもアイゼンも、ヒンメルが本気でワクワクしていると言います。ヒンメルが寄り道大好きだった事をフリーレンは思い出し、そういえばヒンメルってこういう奴だった…、とつぶやきます。

そして、夜は酒場へと聞き込みに行きますが、ハイターはいつの間にか他の客と酒を飲みだして、そのまま酔いつぶれてしまい、扉絵の状態になってしまいます。さらに、ヒンメルは商人の護衛の依頼を勝手に受けてきてしまい、さらに寄り道することになってしまいます。フリーレンの帰還方法が分かるのは、まだまだ先になりそうです。

まとめ

残影のツォルトを倒し、ヒンメル達に事情を説明したフリーレンは、元の時代に戻る方法を探すことにします。地道に町で聞き込みをしますが、何も見つからず、ヒンメルが勝手に商人の護衛の依頼を引き受けてしまう始末です。すんなりと帰還方法は見つからなそうですし、勇者一行はヒンメルの寄り道に後何度か付き合うことになりそうです。