【ネタバレ】葬送のフリーレン 第95話「無名の大魔族」の感想
週刊少年サンデーに掲載されている葬送のフリーレン 第95話のネタバレ、感想です。
前回、94話の記事はこちらです。ソリテールは黄金郷の大結界の解析を始めます。
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ソリテール 対 フェルン&シュタルク
© 山田鐘人・アベツカサ 葬送のフリーレン 95話より
黄金の範囲がさらに広がっていく
ソリテールは大結界を破壊し、隠れる必要が無くなったと思ったのか、魔力を消さず堂々と行動し始めます。ソリテールの魔力反応は強大で、マハトに匹敵するほどの魔力をフェルンとデンケンは探知していました。
そして、ソリテールによって黄金郷の大結界が破られた結果、黄金の範囲がどんどん広がっていきます。このままだとフェルン達がいる集落にも黄金が及んでくるため、一旦フリーレンや集落の人々を連れて後退、避難することにします。
© 山田鐘人・アベツカサ 葬送のフリーレン 95話より
マハトと再会したソリテールは
一方、マハトと再会したソリテールは、マハトに探していた感情は見つかったか、質問します。マハトは何も答えませんが、ソリテールは、そう、見つからなかったのね、やっぱり私の言ったとおりだった、と話を勝手に進めます。
© 山田鐘人・アベツカサ 葬送のフリーレン 95話より
さらに、実権は失敗する者だとソリテールは言い、次にいこうよ、とマハトに声を掛けます。ソリテールは、人類との共存なんてただの夢物語だって証明してほしい、とマハトに言い、私も手伝うと言うと、…勝手にしろ、とソリテールを見ずにマハトはつぶやきます。
© 山田鐘人・アベツカサ 葬送のフリーレン 95話より
フリーレンは記憶の解析に全てのリソースを使っているようで、眠ったまま目を覚まさず、仕方なくフリーレンを眠ったまま馬車で連れていきます。眠ったフリーレンや集落の人々を連れたままだと、追ってくる魔族からは逃げきれないと考え、フェルンとシュタルクは足止めに残ることにします。そして、デンケンがフリーレンと集落の人々を連れて避難し、記憶の解析が終わったフリーレンが状況を打開してくれることを期待します。
© 山田鐘人・アベツカサ 葬送のフリーレン 95話より
そして、追ってきたソリテールがフェルンとシュタルクに遭遇します。シュタルクはソリテールを見て、あまり強くなさそうだな、と言いますが、ソリテールから立ちのぼる魔力を見たフェルンは、そうでしょうか、私にはそうは見えません、とシュタルクに言います。警戒するフェルンとシュタルクですが、ソリテールはマイペースな調子を崩さず、私は大魔族のソリテールよ、よろしくね、と自己紹介を始めます。
© 山田鐘人・アベツカサ 葬送のフリーレン 95話より
ソリテールが大魔族と名乗ると、フェルンは緊張した面持ちになります。シュタルクが、…知っているのか?と、聞くと、知らないと、フェルンは言い、北部高原に入る前にフリーレンから現存する大魔族の名前をすべて叩き込まれたが、ソリテールなんて大魔族の名前は知らない、とフェルンは言います。
© 山田鐘人・アベツカサ 葬送のフリーレン 95話より
無名の大魔族と出会ったら迷わず逃げること
北部高原に入る前の回想になり、フェルンはフリーレンに、血塗られし軍神リヴァーレ、終極の聖女トート、黄金の七崩賢・黄金郷のマハトなどの名前を叩き込まれています。フリーレンはフェルンに、大魔族と戦おうと考えたら駄目だよ、と言い、フェルンが大魔族と渡り合えるのはどんなに早くても半世紀は先だと教えます。そして、無名の大魔族と出会ったら迷わず逃げること、とフリーレンはフェルンに忠告します。莫大な魔力を持つ大魔族は例外無く長い年月を生きているのに、人類側にその記録がないということは、無名の大魔族は遭遇した者は全員、皆殺しにされている可能性が高い、とフリーレンはフェルンに戦ってはいけない理由を教えます。逃げ切れないと分かったシュタルクは、せめて時間を稼ごうと戦闘態勢を取ります。
© 山田鐘人・アベツカサ 葬送のフリーレン 95話より
ソリテールは、人を殺したことなんて一度も無いわ、と言いますが、フェルンとシュタルクは一瞬で嘘だと見抜き、だってソリテールからはものすごい死臭がする、と心の中でつぶやきます。フェルンは躊躇せずソリテールに魔法で攻撃しますが、ソリテールは防御魔法で簡単にフェルンの魔法攻撃を防ぎます。躊躇が無い攻撃をするフェルンに興味を持ったソリテールは、フェルンに生い立ちや出身など、色々な事を次から次へと質問します。
© 山田鐘人・アベツカサ 葬送のフリーレン 95話より
笑顔で話し続けるソリテールに対して、フェルンはさらに魔法攻撃を加えようとしますが、フェルンが杖に魔力を込めた次の瞬間、剣のような武器がフェルンを襲います。
© 山田鐘人・アベツカサ 葬送のフリーレン 95話より
剣のような武器はソリテールが魔法で作り出したもののようで、次に移素振りを見せたら、戦えないように君達二人の両腕を切り落とす、とソリテールはフェルンとシュタルクに警告します。そして、あくまで自分の質問に答えるように、ソリテールはフェルンとシュタルクに迫ります。
© 山田鐘人・アベツカサ 葬送のフリーレン 95話より
恐怖を感じつつも、立ち向かうシュタルク
口さえ動けば両腕を斬り落とす分には問題ないか、とソリテールは言いますが、シュタルクはソリテールが作り出した剣のような武器を叩き落とすと、負傷したフェルンに逃げるように叫びます。ソリテールは、君は今とてつもない恐怖を抱いている、私のことが怖くてたまらないんだ、とシュタルクを見て言いますが、それでも勇敢に立ち向かってくる、とソリテールは言うと、剣のような武器でシュタルクを攻撃します。
© 山田鐘人・アベツカサ 葬送のフリーレン 95話より
剣のような武器がシュタルクの背中に突き刺さり、シュタルクも負傷してしまいますが、フェルンが魔法でソリテールを攻撃し、それ以上シュタルクを攻撃させないようにします。シュタルクも立ち上がると、負傷した状態でもソリテール相手にさらに立ち向かおうとします。そんな二人を見て、やっぱり人類は素晴らしい、私にいろいろなことを教えてくれる、と笑顔でソリテールは言います。
© 山田鐘人・アベツカサ 葬送のフリーレン 95話より
まとめ
前回はソリテールが黄金郷の大結界を破りましたが、ソリテールはマハトに手伝うと言いますが、マハトは勝手にしろと言い協力はせず、結果ソリテール一人でフリーレン達を追います。フリーレンは記憶の解析中で眠った状態で、フェルンとシュタルクでソリテールを足止めしようとします。そしてソリテールはマハトに匹敵するほどの魔力で、さらに大魔族だと判明します。フェルンが大魔族と戦うのはまだ早いようで、ソリテール相手に勝つのは厳しいようですが、シュタルクとタッグを組むことでソリテールを足止めくらいは出来るでしょうか?
しかし、フリーレンが目覚めてフェルン達と合流出来てソリテールを倒せたとしても、ソリテール以外にマハトもまだいるので、状況はかなり厳しそうです…。今後、どうなるかこの先の展開が気になります。
次回、マハトはフリーレンを追いかけ、デンケンと戦闘になります。
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山田 鐘人/アベ ツカサ 小学館 2022年06月17日
発売中のコミック 8巻のネタバレ、感想も書いています。