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【ネタバレ】葬送のフリーレン 第12巻のネタバレ、感想

週刊少年サンデーに掲載されている葬送のフリーレン 第12巻のネタバレ、感想です。

12巻は、第108話から第117話までが掲載されています。

前巻、11巻のあらすじ、ネタバレはこちらの記事です。

【ネタバレ】葬送のフリーレン 第11巻のネタバレ、感想

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© 山田鐘人・アベツカサ 葬送のフリーレン 12巻より

第108再会

過去に戻ってしまったフリーレンは、もう一度石碑に触れれば何か起こるかもと思い女神の石碑に触れてみますが、何も起こりません。事情を知らないヒンメルはフリーレンに、女神の石碑の解析を止めて街道に戻ろうと呼びかけます。いつまでも女神の石碑の場所にいても仕方がないので、フリーレンはヒンメル達と一緒に移動しますが、フリーレンはどうすれば帰還できるか悩みます。

© 山田鐘人・アベツカサ 葬送のフリーレン 12巻より

その後、街道を進むと帝国の軍人の死体と壊された馬車をヒンメル一行は発見します。まるで空から落とされたような、酷い有様に驚くヒンメル一行ですが、背後に突然、魔族が現れます。魔族は、七崩賢 奇跡のグラオザームの配下、残影のツォルト、と名乗り、時空干渉の原因はお前だな、フリーレン、とフリーレンに話しかけます。

© 山田鐘人・アベツカサ 葬送のフリーレン 12巻より

第109残影のツァルト

ツォルトの魔法によって空に空間転移させられたフリーレンは、未来の魔法を使って空を飛行しようか迷います。しかし万が一にでも魔王軍に未来の魔法の情報が渡れば、魔王軍に魔法の革命が起こり、間違いなく歴史が変わると考え、フリーレンは未来の魔法を使用するのを止めます。一方、ツォルトはフリーレンを人質だと言い、ヒンメル達に武器を捨てるように言います。

© 山田鐘人・アベツカサ 葬送のフリーレン 12巻より

第110勇者一行

この時代では人類が使えないはずの飛行魔法や、未来の魔法を使ってフリーレンはツォルトを倒しましたが、さすがに隠しきれなくなりフリーレンは80年以上先の未来から来たことを正直に打ち明けます。フリーレンから打ち明けられ、ヒンメル達はもっと驚くかと思いましたが、ヒンメル達はフリーレンの言う事をあっさり信じます。

© 山田鐘人・アベツカサ 葬送のフリーレン 12巻より

第111護衛依頼

フリーレンの未来への帰還方法を探そうと町で聞き込みをしますが、魔法使いギルドや教会で聞いても手掛かりは何も見つかりません。さらに、ヒンメルが勝手に商人の護衛の依頼を引き受けてしまい、寄り道をすることになります。さらに護衛の途中、北部高原の魔物が襲ってきますが、ヒンメル達は連携して魔物を倒します。

© 山田鐘人・アベツカサ 葬送のフリーレン 12巻より

第112信頼

結局、村では女神の石碑に関する情報を入手することは出来ず、無駄足に終わります。修道院になら古い書物を書き写して複製した写本が残っているかもしれないので、女神の石碑に関する情報もあるかもしれないというハイターの意見で、この地方の修道院へと向かいます。しかし、村の教会で修道院の場所を聞くと、この地方の修道院は断崖絶壁の上に建っている言われ、修道院に行くだけで大変な思いをします。

© 山田鐘人・アベツカサ 葬送のフリーレン 12巻より

第113皇獄竜

大変な思いをして断崖絶壁の修道院にたどり着きますが、ここでも女神の石碑に関する情報は何も見つかりませんでした。結局、村々を回って地道に情報を収集しようという事になり、いくつかの村を回りますがどの村でも女神の石碑に関する情報はありません。その後、酒場で飲んだくれているハイターを回収しに行くと、マスターから南の森の奥に統一帝国時代の街の遺跡が見つかったという情報を入手します。昔この村を拠点にしていた冒険者の一団が話していたそうで、街の中心に大きな聖堂があるそうです。聖堂には何か書物が残っているかもしれず、さらにその冒険者の一団は遺跡を目指したっきり帰ってこなかったようで、貴重な物が残っているかもしれません。しかし、遺跡には北部高原に生息する最強の竜種・皇獄竜が住み着いていました。皇獄竜はヒンメル達を見ると、いきなり攻撃してきます。

© 山田鐘人・アベツカサ 葬送のフリーレン 12巻より

第114勇者の剣

皇獄竜を倒し遺跡の聖堂を調べますが、ここでも何も見つかりませんでした。次の集落に向かい情報収集をしますが、ここは開拓されたばかりの歴史の浅い村のようで、女神の石碑の伝承などはないと村人に言われてしまいます。しかし、村で鍛冶屋をやっているキーゼルという男は、ドワーフで百年以上生きているそうです。何か知っているかもしれない、という事でキーゼルに会いに行くと、キーゼルはヒンメルに勇者の剣を一目拝みたいと言ってきます。

© 山田鐘人・アベツカサ 葬送のフリーレン 12巻より

第115親友

キーゼルが昔住んでいた集落に女神に関する文献があると分かり、キーゼルに集落の位置を教えてもらい、集落へと向かいますが集落は魔物の巣窟になっていました。想像以上の魔物がヒンメル達に襲い掛かってきて、空からは竜までが襲い掛かってきます。一旦退却した後、正面突破は無理という話になり、ヒンメル達は魔力探知に引っかからないようにこっそりと集落に侵入しようとします。

© 山田鐘人・アベツカサ 葬送のフリーレン 12巻より

第116帰還の魔法

ようやく女神の石碑に関する事が書かれた書物を見つけますが、聖典には女神様の魔法そのものは記されておらず、暗号文を解読する必要がある、とハイターに教えてもらいます。フリーレンが見つけた記述は聖典の時巡りの鳥の章にあり、通常だと解読に20年から30年かかるとハイターは言います。さらに時巡りの鳥の章からは千五百年の間、一度も女神様の魔法は見つかった事はなく、解読にはさらに時間がかかる可能性が出てきます。

© 山田鐘人・アベツカサ 葬送のフリーレン 12巻より

第117奇跡の幻影

帰還の魔法を見つけたフリーレンですが、そのフリーレンから未来の情報を奪い、この時代で始末するように魔王から命令を受けた大魔族四人が、女神の石碑の前に集結していました。奇跡のグラオザームは、未来のフリーレンから記憶を奪い始末しようとやる気ですが、終極の聖女トートはやる気がなく、馬鹿馬鹿しいと言うと勝手に帰ってしまいます。ソリテールはフリーレンを襲う事には協力するようですが、援護だけで素顔は晒さないと言います。

© 山田鐘人・アベツカサ 葬送のフリーレン 12巻より

そして、女神の石碑を目指して移動しているヒンメル一行を、大魔族三人が強襲します。まずは、血塗られし軍神リヴァーレがアイゼンに奇襲し、さらにソリテールが剣のような武器を出しヒンメル達を牽制します

© 山田鐘人・アベツカサ 葬送のフリーレン 12巻より

おまけ ハイターがアイゼンにドン引き

第112話でハイターに、どうしてそんなに頑丈なんですか?と、聞かれてアイゼンは、気合、と答えていましたが、アイゼンは毒も病も気合で治ると断言しています。それを聞いて、ハイターがまたアイゼンにドン引きします。

© 山田鐘人・アベツカサ 葬送のフリーレン 12巻より

まとめ

12巻では、過去に意識だけが戻ったフリーレンは、ヒンメル一行と共に未来へと帰還する方法を探し、色々な村で情報収集を行います。そして、帰還の魔法を見つけますが、そこに魔王の命令を受けた大魔族四人がフリーレンから未来の情報を奪取しようと、ヒンメル一行に襲い掛かります。

女神の石碑に関する情報がなかなか見つからず、12巻の半分以上の話を使って情報収集を行っています。そして、実はフリーレンは最初から帰還の魔法を知っていた、というオチで未来へ帰還できるようになりますが、11巻でフリーレンが倒したソリテールを始め大魔族三人に襲われます。奇跡のグラオザームはかなり強力な精神魔法を使用し、フリーレンとヒンメル、ハイターを幻影に捕らえましたが、果たしてグラオザームの幻影から脱出できるでしょうか?

次巻、13巻のネタバレ、感想はこちらの記事です。

【ネタバレ】葬送のフリーレン 第13巻のネタバレ、感想

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