Home ホット 【ネタバレ】呪術廻戦 第259話「人外魔境新宿決戦㉛」あらすじ、ネタバレ

【ネタバレ】呪術廻戦 第259話「人外魔境新宿決戦㉛」あらすじ、ネタバレ

週刊少年ジャンプに掲載されている、呪術廻戦 第259話のネタバレ、感想です。

前回の記事はこちらです。宿儺は再び、領域「伏魔御廚子」を展開します。虎杖達もシン・陰流「簡易領域」で対抗します。

【ネタバレ】呪術廻戦 第258話「人外魔境新宿決戦㉚」あらすじ、ネタバレ

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脹相が死亡、そして東堂葵が参戦

虎杖に赤血操術を教える様子

冒頭の場面は新宿決戦前へと戻り、入れ替え修行で虎杖が入れ替わるのは日下部と乙骨に決まったようですが、入れ替われる回数はひと月という期間だと一人につき2度が限界なのでこれ以上は入れ替われません。その為虎杖の赤血操術の修業は、地道に進めるしかありません。虎杖は脹相と加茂に、アドバイスはどんどんくれ、と言いますが、脹相は、「百歛」は……そら……そうよ……そらあれよ……、としか言えずアドバイスになっていません。第244話で虎杖が、脹相は教えるの下手だから、と言っていましたが、確かに下手です。

【ネタバレ】呪術廻戦 第244話「人外魔境新宿決戦⑯」あらすじ、ネタバレ

あきれる虎杖ですが、代わりに加茂が赤血操術の基本のイメージを、虎杖に適切に教えてくれます。虎杖にとっては、小便漏らした時みたいな?イメージと捉えたようですが、それでもいいようです。「百歛」に関しても加茂は圧縮する技だからと、スポンジや紙で感覚を養えばいいとアドバイスしてくれます。虎杖に何か教えたい脹相は「超新星」を聞くように言いますが、虎杖にとっては赤血操術は付け焼き刃だから、簡単な止血や縫合の仕方を教えた方がいいと加茂に言われて、ぐぬぬ、と脹相は悔しがります。

© 芥見下々 呪術廻戦 259話より

場面は前回、宿儺が「竈(カミノ)」「開(フーガ)」の炎の術式を放った直後に戻ります。「解」と「捌」の調理工程を経て初めて「竈」の扉は開く、と説明が入った事から、「解」と「捌」を使用した後でないと、「竈」の炎の術式は使えないようです。さらに「竈」の炎は火力に対して、速度がなく効果範囲が狭いという欠点があるようですが、宿儺は縛りを科すことでこの欠点を解決します。“領域展開中を除く多対一での「竈」の実行禁止”という縛りによって、領域「伏魔御廚子」の術式を拡張し、粉塵化した全ての物質が「竈」と同様の爆発性の呪力を帯びるそうです。更に宿儺は結界の仕様を一時的に変更し、生物以外の出入りを制限し、「伏魔御廚子」の出力を下げずに効果範囲内を密閉したそうです。以上の説明から、宿儺は「伏魔御廚子」の斬撃で領域内の建物等を粉塵化させて、さらに術式の拡張で領域内の粉塵化した物質に爆発性の呪力を帯びさせて、「竈」の炎の術式を使うと同時に粉塵化した物質を一気に爆発させたようです。

© 芥見下々 呪術廻戦 259話より

「竈」は宿儺の最終奥義

裏梅は宿儺が「竈」の炎の術式を使ったことを知ると、私達の勝ちだ、と勝利宣言します。サーモバリック爆薬と化した粉塵は領域の隅々に散らばり、「竈」の熱により爆轟遷移、刹那の高温、衝撃波、減圧と超加圧で領域内の生物を死に至らしめます。これが、渋谷において魔虚羅を一撃で屠った両面宿儺の最終奥義となります。

© 芥見下々 呪術廻戦 259話より

対五条戦で「竈」の炎の術式を使用しなかった理由は、領域合戦で宿儺は結界術の要件変更を重ねた事と、効果範囲を絞り続けた事で、十分な威力が発揮できないとして「竈」は封印していたそうです。虎杖と脹相は「竈」の炎に巻き込まれましたが、脹相が体を張って虎杖を守っています。脹相が赤血操術で血の壁のようなものを作ったのか、二人は脹相が作った壁の中にいます。しかし、脹相は「竈」の炎のダメージをくらい続けているせいか、体がどんどんボロボロになっていきます。脹相は、修行では役立たずで済まなかったな、と虎杖に謝り、俺は感覚派だからと脹相は言い訳します。虎杖はボロボロになっていく脹相を見ながら、感覚派ってよく言いすぎだろう、とつぶやきます。

© 芥見下々 呪術廻戦 259話より

脹相や壊相、血塗、呪胎九相図、虎杖がテーブルを囲んでいた場所へと場面は移りますが、今回は脹相と虎杖しかいません。虎杖はいなくなることはないのにと脹相に言うと、そうだな九十九にも謝らないと、と脹相は答えます。そして、オマエをまた独りにしてしまう、と脹相は虎杖に謝ります。しかし虎杖は、そんなこと考えていたのか?……一番しんどい時隣にいてくれたろ、それだけで十分だ、と脹相に言います。これは虎杖が渋谷事変後で辛い時や、東京で呪霊狩りをしていた時の事を言っているのだと思います。この間、脹相は虎杖に常に寄り添っていたはずなので。

© 芥見下々 呪術廻戦 259話より

虎杖の言葉を聞いた脹相は150年の間、高専に特級呪物として保管されていた時の事を思い出します。特級呪物として150年保管されている間、脹相、壊相、血塗の三人はお互い励まし合って過ごしていました。脹相は、俺たちの150年は悠仁にとってあの数日だったのか、と納得します。

© 芥見下々 呪術廻戦 259話より

最後は脹相を兄貴と呼ぶ

そして脹相は、ありがとう悠仁、俺の弟になってくれて、と虎杖の感謝の言葉を伝えます。虎杖も、……ありがとう、兄貴、と脹相を兄貴と呼んでお礼を言いますが、脹相の体と血の壁は崩れて消えてしまいます。

© 芥見下々 呪術廻戦 259話より

脹相は死に、脹相が作った血の壁がなくなると辺りは焦土と化していました。虎杖は自分を歯車だと言い聞かせて役割を全うしようとし、命を賭して自身を庇った脹相にも報いるはずでしたが、目の前の焦土と引き始めた熱と薄い空気が、虎杖の覚悟の根底を揺さぶります。虎杖は生き残りの仲間が誰かいないか探しますが、煙の間から現れたのは宿儺でした。

© 芥見下々 呪術廻戦 259話より

左手に包帯を巻いた東堂葵が再登場

宿儺に対して臨戦態勢を取ろうとする虎杖ですが、煙の間からさらに別の人影が現れます。その人影の正体は東堂葵でした。ただ、東堂の左腕には包帯が厚く巻かれていました。東堂は新宿決戦前の話し合いの場に参加していませんでしたが、その理由が明かされます。

© 芥見下々 呪術廻戦 259話より

場面は東堂と冥冥の話し合いの場に変わります。東堂は、冥冥の烏と自分の術式で宿儺の領域内の人間を領域外へ脱出させる作戦を、冥冥に伝えていました。東堂は、即死の領域なので、この作戦で命が助かる保証はないがやらないよりはマシだろう、と言いますが、冥冥は、東堂は領域の外にいるわけだから「不義遊戯(ブギウギ)」の効果範囲を相当広げなくてはいけない、さらに術式対象も恐らく4つ以上になる、と懸念点を挙げて、その腕で出来るのかい?と、東堂に問いかけます。東堂は渋谷事変で真人の領域展開「自閉円頓裹(じへいえんどんか)」をくらい、左手を失い術式は死んだはずでした。しかし東堂は、感じるんだ「不義遊戯」の鼓動を……、と言い、何か術式が使えるような予感めいたものがあるようです。しかし、この作戦は虎杖には知らせてはいけない、と東堂が言うと、“共振”だね、と冥冥は答えます。

© 芥見下々 呪術廻戦 259話より

宿儺と虎杖は過去、二心同体だったので、過去形とは言え繋がりが濃いので、共振が起こり虎杖から無意識に宿儺に作戦が漏れる可能性がある、と東堂と冥冥は考えているようです。東堂は、乙骨のプランも実行は直前にしておけと伝言を頼む、と冥冥に伝え、さらに虎杖に作戦を伝えないという事は他言無用で、と冥冥に頼みます。任せて、口と財布の紐の堅さは折り紙付きだよ、と冥冥は答えると、話し合いの場面は終わります。

© 芥見下々 呪術廻戦 259話より

場面は再び宿儺との戦いに戻ります。東堂は虎杖に、冥冥との作戦の事、乙骨憂太に同行して術式の調整を行っていた事、「不義遊戯」で冥々の烏と入れ替えをしたようですが東堂自身も味方の安否は分からない事、領域の中心にいた虎杖と脹相は捕捉できず「不義遊戯」での入れ替えは出来なかった事、などを伝えるべきですが、ある理由で伝える時間はありません。時間がないため東堂はざっくりと、多分大丈夫だ!!と、虎杖に伝えます。

© 芥見下々 呪術廻戦 259話より

かなり色々と省略していますが虎杖もすぐに察して、多分大丈夫なんだな!!!?と、東堂の言う事を信じる事にします。

© 芥見下々 呪術廻戦 259話より

宿儺は今、術式使用が困難な状態にある

先ほどある理由で伝える時間はないと書きましたが、その理由とは宿儺は今 領域展開後の術式使用が困難な状態にあり、絶好の攻撃のチャンスだからです。超親友(ブラザー)・東堂と合流した虎杖は、今度こそ宿儺に止めが刺せるでしょうか?

© 芥見下々 呪術廻戦 259話より

まとめ

第258話では、宿儺が今まで「竈」の炎の術式を使わなかった理由が判明します。「竈」の炎の術式を使うには“領域展開中を除く多対一での「竈」の実行禁止”という縛りを始め、いくつかの条件がある為、使えなかったようです。また対五条戦では領域合戦をした際に、結界術の要件変更を重ねた事と、効果範囲を絞り続けた事で、十分な威力が発揮できないとして「竈」は封印していたようです。宿儺にとって「竈」の炎の術式は最終奥義に当たり、使用するには条件が厳しく、結果的にこのタイミングまで使用しなかったようです。この「竈」の炎の術式によって、脹相は死亡してしまいます。最後、脹相は死ぬ間際に虎杖に、ありがとう悠仁、俺の弟になってくれて、と感謝の言葉を伝えています。そして、虎杖も脹相にお礼を言うのと同時に兄貴とはっきりと呼んでいて、最後に脹相を兄貴と認めています。

脹相が死亡し他の味方の生存も厳しい状況だと分かると、虎杖は戦意喪失しそうになりますが、そこに渋谷事変以降、全く登場していなかった東堂が参戦します。兄の脹相が死亡した後、超親友(ブラザー)・東堂葵が参戦し虎杖と共闘するという、かなり熱い展開が繰り広げられます。第223話から始まった新宿決戦は、これまで何度も宿儺の負けが濃厚と思われる状況からどんでん返しで宿儺が形勢逆転してきましたが、今度こそ虎杖&東堂コンビは宿儺との戦いに決着をつけられるでしょうか?

次回、東堂は「不義遊戯」改を使用し、宿儺、東堂、虎杖の位置を次々と入れ替え、戦いを有利に進めます。

【ネタバレ】呪術廻戦 第260話「人外魔境新宿決戦㉜」あらすじ、ネタバレ

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