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【ネタバレ】呪術廻戦 第261話「人外魔境新宿決戦㉝」あらすじ、ネタバレ

週刊少年ジャンプに掲載されている、呪術廻戦 第261話のネタバレ、感想です。

前回の記事はこちらです。東堂は術式・「不義遊戯(ブギウギ)」改で宿儺を翻弄、虎杖とタッグで宿儺を攻め続けます。

【ネタバレ】呪術廻戦 第260話「人外魔境新宿決戦㉜」あらすじ、ネタバレ

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最強の亡霊の正体は、羂索の術式を使って五条の死体を使っていた乙骨

宿儺を追いつめた虎杖は、このまま心臓を潰そうと心臓の辺りを強く掴んで離しません。さらに心臓を潰したその後は…、と虎杖が考えていた所で宿儺が再び領域展開を使用しようとします。

© 芥見下々 呪術廻戦 261話より

宿儺は、領域展開、と言って、伏魔御廚子を使用しようとしますが、煙の間から現れたのは宿儺が殺したはずの五条悟でした。さすがに宿儺も驚きを隠せず、まさか……!!ありえん……!!と、おもわず心の中で叫んでしまいます。

© 芥見下々 呪術廻戦 261話より

五条の額には縫い目が刻まれていた

しかし、宿儺は五条の額に羂索と同じ縫い目が刻まれている事に気付きます。

© 芥見下々 呪術廻戦 261話より

突然現れた最強の亡霊の正体に気付いた宿儺は、自分の心臓を掴んでいる虎杖を殴り飛ばすと、すまんな!!ナメてたよ!!そこまでできる奴とは思わなんだ!!乙骨憂太!!と、乙骨の名前を叫びます。

© 芥見下々 呪術廻戦 261話より

乙骨の作戦

場面は新宿決戦前に戻り、乙骨が自分の作戦を皆に話しています。虎杖がいませんが、これは第259話で東堂が言っていた、虎杖を通して無意識に宿儺に作戦が漏れるのを防ぐ為だと思います。乙骨の作戦に対して、真希は絶対に反対、秤は条件付きで反対しています。秤は俺たちが全滅してどうしようもなければ、好きにやればいいというスタンスのようです。その乙骨の作戦とは、五条が負けて死んだ場合、羂索を「リカ」が捕食して肉体を渡る術式を模倣(コピー)、五条の肉体を使って乙骨が戦うというものでした。日下部は、五条の遺体から無下限呪術を模倣(コピー)するのは駄目なのか?と、別の作戦を考えますが、六眼がないと無下限呪術は扱えないと家入に言われてしまいます。では、六眼を模倣(コピー)する作戦を日下部はさらに出しますが、六眼は術式でなく体質らしく模倣(コピー)は出来ないそうです。真希は、模倣(コピー)術式は「リカ」の完全顕現中5分しか持たないので、5分経ったら乙骨がどうなるのか、と懸念点を乙骨に質問しますが、乙骨にも分からないそうです。

© 芥見下々 呪術廻戦 261話より

冥冥が代わりに乙骨がどうなるか、3つの可能性を答えます。一つ目の可能性として、羂索の術式が常時または断続運転タイプなら肉体と魂どちらかが維持できず死ぬ、というパターンを冥冥は挙げます。二つ目の可能性として、術式が間欠的に運転するタイプなら即死はないがいずれ死ぬ、というパターンを挙げます。三つ目の可能性として、術式が単発、一度きり発動の場合、5分経っても無下限呪術を使える、肉体の移動が完了した時点で乙骨の術式は破棄され五条の肉体で生きていくこともあるかも、というパターンを挙げます。一つ目、二つ目のパターンなら乙骨は死んでしまい、三つ目のパターンなら乙骨は五条の肉体で生きていけそうですが、乙骨の元の肉体は駄目になり、どのパターンでも結構デメリットがあります。模倣(コピー)術式はリカが完全顕現しなくても、領域内でなら使えるそうで、乙骨はまずは領域展開で宿儺と戦い、それで勝てなければ五条の肉体を僕が貰い受けると皆に言います。

© 芥見下々 呪術廻戦 261話より

真希は、断定で喋んな私は納得してねえよ、と怒った口調で乙骨に言いますが、乙骨は結構ムカついていると言い返します。どう考えてもやるべきと乙骨は言いますが、日下部は人間的にどうなんだと答えます。しかし、乙骨は人間的って何ですかと怒りながら言い返すと、史上最強の術師・両面宿儺と戦うのだから、人間性を捨てて勝てるなら迷わず捨てるべきだと乙骨は断言します。真希は、みんなオマエが大事なんだよ、と乙骨に言いますが、五条先生は大事じゃないの!?と、乙骨はさらに言い返します。みんなずっと怪物になることを五条先生一人に押し付けて来た、と乙骨は言い、五条先生がいなくなったら誰かが怪物にならなきゃいけないんだ!!誰もなる気がないなら僕がなる!!と、乙骨は自分の覚悟を口にします。

© 芥見下々 呪術廻戦 261話より

さらに場面は移り、五条と乙骨が会話をしている場面へと移ります。乙骨は自分の作戦を五条にも説明し、死んだら五条の肉体は貰うと五条に宣言しますが、まだ皆にムカついていた気持ちが残っているのか乙骨は若干キレ気味で、五条にその事を指摘されます。五条は負ける気ないし、自分の死体なんてどうでもいいようですが、家入が反対しなかった事だけはちょっとムカついたようです。さらに乙骨は烏鷺から“藤原”の血を引いていると言われたことを五条に言いますが、五条は自分と乙骨は遠い親戚だから、“菅原”だと言います。じゃあ烏鷺さんの勘違いかなぁ、と乙骨はつぶやきますが、案外両方合ってるってこともあるんじゃない?生まれは僕より恵まれてるかもってこと、それで半端になったらダサいよ~?と、乙骨は五条に言われてしまいます。通路の先には真希、狗巻、パンダもいますが、五条はみんなに帰るように言います。

© 芥見下々 呪術廻戦 261話より

総監部が殺された真相

しかし、全員拒否してここに残ると言います。五条はもし自分が宿儺に負けても、この部屋の中にいる奴らがいなくなれば、楽巌寺が実質総監部のトップに立つと言います。教え子に血生臭いとこあんま見せたくないのよ、と五条は言っているので、五条はこの部屋の中にいる総監部のトップ連中を殺すつもりの様です。そうすれば渋谷事変の後みたいなゴタゴタはもうないと五条は考えているようで、改めて全員に帰るように言いますが、乙骨は拒否し、もう独りで怪物になろうとしないでください、と五条にお願いします。しかし、五条は夏油の事を思い出し、新宿であの時置いていかれたから今度は追いつかなきゃ、と心の中でつぶやきます。25巻 第223話で五条が楽巌寺に、アンタが総監部のトップに立てば少しはマシになるでしょ、と言った後、総監部のトップ連中が殺されている場面が描かれていました。あの段階では誰が殺したか不明で羂索辺りが殺したのかと推測していましたが、自分が負けた後の事を考えて五条が殺したと言うのが真相のようです。

【ネタバレ】呪術廻戦 第223話「人外魔境新宿決戦①」あらすじ、ネタバレ

© 芥見下々 呪術廻戦 261話より

甘井凛の術式

場面はさらに移り、甘井凛が自分の術式を虎杖、家入、新田新に説明しています。甘井の術式は自分の中の糖分を増幅させて、何かしらの形で出力する感じのようで、甘井は術式を使った後低血糖でフラフラになるそうです。甘井が術式で作ったプリンを虎杖は普通に食っていますが、新田から、よく食えますね……、とあきれられています。家入からこれの糖分を他人にぶち込めないかと聞かれ、出来なくはないと甘井が答えると、甘井は医療班に入ることになります。医療班の家入と新田のサポートをする事になり、術式運用時に脳で消費される糖分を甘井の術式で補う役割を与えられます。

© 芥見下々 呪術廻戦 261話より

そして場面は、第252話で乙骨が宿儺に斬られた後に憂憂の術式で回収された、その後に移ります。

【ネタバレ】呪術廻戦 第252話「人外魔境新宿決戦㉔」あらすじ、ネタバレ

乙骨は宿儺の世界を断つ斬撃「解」によって、五条と同じく胴体を真っ二つに切断されています。乙骨の容態を目の当たりにして、新田と甘井も厳しい表情です。新田の術式でこれ以上は悪化しませんが、乙骨の傷は新田の術式や乙骨の反転術式のキャパを越えているようで、もう治療は難しいようです。

© 芥見下々 呪術廻戦 261話より

乙骨はリカがいるおかげでなんとか意識を保っていられるようですが、限界でもうじき死ぬことは乙骨も察しているようで、家入に羂索の術式を使って五条の肉体に移る決断をした事を告げます。家入も乙骨の決断に従うようで、五条の死体は縫合を終わらせてある、移動次第反転術式を全開にして肉体を仕上げろ、と乙骨に指示を出します。そして、甘井に術式を使って乙骨をサポートするように家入が言うと、乙骨は右手を甘井に差し出します。

© 芥見下々 呪術廻戦 261話より

場面は再び宿儺との戦いに戻り、五条の肉体を使っている乙骨は掌印を結び領域展開を使用します。それと同時に、宿儺も上右腕のみで掌印を結び領域展開を使用します。

© 芥見下々 呪術廻戦 261話より

復讐戦(リベンジマッチ)が始まる

乙骨は「無量空処」を展開し、宿儺も「伏魔御廚子」を展開します。乙骨には5分の時間制限がある可能性があり、宿儺の領域は不完全な状態です。この状態で再び、領域合戦が始まるのでしょうか?

© 芥見下々 呪術廻戦 261話より

まとめ

第261話では、前回の最後に現れた最強の亡霊の正体が判明します。最強の亡霊の正体は、羂索の術式を使って五条悟の肉体に渡った乙骨でした。さすがに五条が生きていた、というものではなく、やはり五条の死亡は確定でした。そして、乙骨の肉体は宿儺の世界を断つ斬撃「解」によって胴体が切断されていて、その描写から生き残るのは難しいようです。よって乙骨が元の肉体に戻るのは無理なようで、乙骨は五条悟の肉体で今後生きていくしかないかもしれません。ただ羂索の術式がいつまで運用、維持できるか不明で、最悪5分の時間制限後、五条の肉体の中の乙骨は死んでしまう可能性もありそうです。ただ、乙骨もその辺りは覚悟の上で最終手段を使っていると思うので、乙骨は宿儺さえ倒せれば満足なのかもしれません。

これで再び、五条悟(中身は乙骨憂太) VS 両面宿儺の戦いが始まりましたが、せっかく虎杖が主人公らしくなってきたのですが、虎杖と東堂のタッグはしばらく蚊帳の外の状態になってしまいそうです。

しかし第259話の東堂の回想で、乙骨のプランも実行は直前にしておけと伝言を頼む、と冥冥に言っていたので、多分虎杖は乙骨が五条の肉体を使って宿儺と戦うというプランを知らないと推測できます。虎杖は急に五条先生が現れて、しかも額に羂索と同じ縫い目があったら、かなり混乱しそうな気がします。少しだけ、虎杖がどう反応するか心配です。まあ、蚊帳の外になっている時に東堂に説明してもらうのでしょうが…。

次回、乙骨は「小さい結界」で宿儺の「伏魔御廚子」に耐えて、3分以内に領域を維持できないほどのダメージを宿儺に与えようとします。

【ネタバレ】呪術廻戦 第262話「人外魔境新宿決戦㉞」あらすじ、ネタバレ

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芥見 下々 集英社 2024年04月04日

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発売中のコミックス26巻のネタバレ、感想も書いています。

【ネタバレ】呪術廻戦 26巻 南へ のネタバレ、感想

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