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最初の20人の目的は神になる事だった?|ワンピース考察

最初の20人の目的は神になる事だった?|古き神は必要無し?

最初の20人の目的は神になる事だった?〜古き神は必要無し?〜についてこの記事をご覧いただきましてありがとうございます。

いい芝居してますね!サイト管理人の甲塚誓ノ介でございます。

この記事では最初の20人が戦った理由についての考察を

  • 最初の20人の目的は神になる事だった?|被支配者は神に祈り救いを求める
  • 最初の20人の目的は神になる事だった?|神になる事で民衆の心をへし折る
  • 最初の20人の目的は神になる事だった?|古き神は必要無し

以上の項目に沿ってご紹介しております。

最初の20人の目的は神になる事だった?|被支配者は神に祈り救いを求める

最初の20人の目的は神になる事だった?〜古き神は必要無し?〜

ベガパンクが語った空白の100年…それはジョイボーイ率いる高度な文明を持つ巨大な王国と最初の20人の連合軍との戦いの歴史だったわけですが、最初の20人は何の為に戦ったのか?

今回はそれについて色々と書かせて頂きます!

 

被支配者は神に祈り救いを求める

これまでに語られた情報からして、太陽の神ニカは民衆を救う救世主のような神であるわけですが、現在、天竜人と呼ばれ神を自称する世界貴族からすれば地上人類…世界政府の加盟、非加盟を問わず全ての地上人類は奴隷だと言えますよね…

そんな現代にニカが現れたという事をは、ニカはおそらく、そういう時代に現れるようになっているのでしょう…

また、空白の100年の時代にもジョイボーイがニカとして現れたという事は、おそらく似たような様相の時代だったからではないかと思います。

今から800年900年前の時代ですから、おそらく各国の王達は今よりも強い権力を持っていたのではないかと思います。

現実世界でも、今から800年ほど時代を遡れば世界各地で王達は神のような存在であり、王に従う事が当たり前だったかと思いますし、嫌なら命懸けで戦って自由を勝ち取るしかなかったでしょう…

善王ならいいわけですが、おそらく大半の王は民衆側からすれば身勝手で我儘な悪王だったかと思います。

しかし、普通の人間にはそういう状況から逃れる術はなく、それこそ救いを求め神に祈るしかなかったのではないかと思います。

ニカは、そういう民衆の願望が具現化したような神であると思えます。

普通の人間が悪王と呼べる王の苛烈な支配から逃れたいと思えば、神でも悪魔でも誰か助けてくれと祈る他に方法はないでしょうからね…

しかし、王達からすれば、民衆がそうやって祈っていても実際に救世主が現れるなんて常識的にはないわけですし、全く困らないわけですが、救世主が実際に現れると非常に不都合で困るでしょうね…

救世主が現れたなら民衆は王を倒し自由になれるかも知れないという希望を強くするものだと思いますし、それこそ救世主を先頭に命懸けで戦う価値が出てきて、民衆の力は強くなるはずです。

空白の100年の時代の最初の20人にとって、ジョイボーイと巨大な王国はそれものだったんじゃないかと思います。

彼らは自由を求める民衆の心を完全にへし折ろうとしたのではないかと思うんですよね…

最初の20人の目的は神になる事だった?|神になる事で民衆の心をへし折る

 

神になる事で民衆の心をへし折る

ジョイボーイと巨大な王国は最初の20人の連合軍に敗れたようですが、その戦いはおそらく最初の20人側にとって有利なものではなく、劣勢だった可能性は高いと思います。

世界は支配者よりも被支配者の方が圧倒的に多いわけですから、世界中の民衆が自由を求めたなら、絶対に劣勢になるはずなんですよね…

しかし、それを逆転できた力は、おそらく古代兵器…

世界が海に沈むまで乱用して、最初の20人側は勝利できたのだと思います。

また、そこまでしなくてはいけなかったのは民衆の心を完全にへし折る為だったのではないかと思います。

太陽の神ニカという民衆にとっての救世主にどんな手を使っても勝つ事が重要であり、そうする事により、神に祈っても無駄であるという意識を民衆に植え付ける事が重要だったのではないかと思いますね…

更に、世界貴族となった彼らが新しい世界秩序そのものと言える神を名乗ったわけですし、どうやってかニカの存在は忘れられ、民衆が祈るべき神は世界貴族になってしまったわけです…

民衆が『平穏』に暮らす為には、世界貴族を神と認識し、逆らわない事…

世界貴族から奴隷扱いされる事を受け入れ、それを平穏とか平和とかいうように認識するしかなかった…

それが800年続いて、今があるのだと思うのですが、そう考えると、おそらく最初の20人がジョイボーイ達と戦ったのは支配者としての立場を守る為だけではなく、自分達が神になる為だったのではないかと思います。

神々が支配している世界ですから、民衆に祈るべき神はいない…

ONE PIECEという物語の中で宗教的な事が表現されないのは、自称とは言え、世界を支配しているのが神々だからではないかとも思いますね…

最初の20人の目的は神になる事だった?|古き神は必要無し

 

古き神は必要無し

サターン聖は太陽の神ニカを『古き神』だと呼んでいましたが、おそらく空白の100年の戦いは古き神々を駆逐する為の戦いでもあったのでにないかと思います。

ゾオン系幻獣種の中にはニカ、大口真神、大仏という神や仏の能力を宿す実が存在しますが、それらが民衆にとって救いを求め祈るべき対象だったとしたら、それも駆逐しなくてはならなかったはず…

また、やはりそれらの神々は実在したのだと思いますが、王達からすれば要らない存在ですし、いない方がいいわけですよね…

過去に、人類が世界の新たな在り方を実現できたりしたら、それは人類の進歩じゃないかと書かせて頂いていますが、サターン聖は人類に進歩など必要ないと断言していました。

それが彼らの思想であり、人類には今以上の知恵も力も必要なく、知恵と力は自分達が独占した方が世界は『平和』であるという事ではないかと思います。

彼らは人類の未来を身勝手に決めてしまっていることになるでしょう…

ですから、やはり古き神であるニカを民衆にとっての神であると認識される…思い出される事は非常にマズイ事になるわけですよね…

エルバフは太陽信仰…ニカ信仰を守り抜いてきたようですし、バッカニア族はニカの伝説を語り継いでおり、天竜人達は古き神を殺しきれずに今、復活を許してしまったわけですが、それはやはり、天竜人は人間に過ぎないという事にもなるのではないかと思います。

ニカという神が民衆の希望が具現化した神であるとするなら、それはまた、天竜人はどんな力を持ったとして…世界を再び海に沈める力を持っていても、ニカと民衆には勝てない事を意味していると思います。

事実は変えられても真実は変えられないようにどうやっても変えられないものを、彼らは無理矢理に抑えこみ、誤魔化し捻じ曲げてきただけで、今、それが抑えられなくなってきたとしか見えないですよね…

彼らがやってきた事は、ハッキリ言って全て無駄であり、その結果、数えきれない不幸を生み出してきただけでないでしょうか?

この記事の紹介は以上になります。

最後までお読み頂き誠に有難うございました!

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